2022/06/04 19:52
4月に江口いちごプロデュースの「倉坂くるる生誕イベント」がありました。
映像の編集をして欲しいと頼まれ何気なく素材を見ていたら…
いちご「あの…くるるちゃんのお父さんですか?」
ファン「いえ、通りすがりのKP隊長です」
いちご「…え?」
ファン「…え?」
くるる「きゃはは!」
という謎のくだりが写っていて楽しそうなイベントになって良かったなと一人で笑っていました。
江口さんと打ち合わせをする時いつもくるるさんの事が話題にあがります。
そのほとんどが「くるるんの才能がうらやましい」という内容です。
歌もピアノもできるし、ダンスもすぐ覚えられる。
衣装も作れるし、ルックスもいい。
才能を上手に表現できて、それが認められているからこそフォロワーも多い!
そんな話を聞くたびにくるるさんには感謝の気持ちでいっぱいになります。
今日はそんな天才、倉坂くるるさん、通称くるるんのお話。
一応補足しておくと、倉坂くるるさんは…
歌うコスプレイヤーとして活躍するTwitterとInstagramの合計フォロワー58万人を超えるコスプレイヤーで
2021年から江口いちごとBaby Rabbi2というアイドルユニットを結成して活動しています。
僕が初めて倉坂さんを知ったのはべびらび結成のはるか昔、
江口いちごのスタッフを任されたばかりの2020年頃
インスタでおすすめに流れてきた写真を見てすぐ江口さんに報告しました。
「大変です!江口さんの偽物がいます!!!」
(当時の僕は本当に無知でした。すみません!)
よくよく聞けば過去に共演した事がある有名なコスプレイヤーさんだと。
当時の写真を今見返しても似てるなぁと思うこともありますが
まさかこの1年後に2人がユニットを組むとは夢にも思いませんでした。
僕は常々「自分の人生や考えを変えてくれるような人に出会う」事が成長の近道だと思っています。
今から15年ほど前、僕がアメリカに住んでいた頃
イオリという日本人に出会いました。
美少女っぽい名前ですがイオリは爽やか系イケメン柔道家です。
彼は僕がいた大学の演劇科に入学してくると
日本人にとって英語で演技すること自体難しいのにアクセントや方言を使いこなし
アフリカ系アメリカ人の役や中国人の役を軽々演じていました。
時にイオリは
ニューヨークのホームレスのおっちゃんがチョコを1個50セントで売ってるのを見つけて交渉を始めます。
「チョコを1個50セントで売るよりも、2個1ドルで売ってみてくれないか」
チョコの売れ行きをレポートにまとめて経済学の教授に提出する…みたいな
常人では考えつかないような事をやる人間です。
彼に渡米の理由を聞いてみました。
「ハリウッドスターになりたいから」
高校時代を京都の進学校で過ごした彼の夢は医者になることだったそうです。
医者になるために東大の医学部を受験。
東大の医学部(理Ⅲ)は勉強モンスターが集う日本最難関の大学です。
そんな頂に上らなくても医者になる道はあるのに彼の頭には
「医者になるなら東大の医学部」の考えしかなかったそうです。
結局東大1本で受験したものの落ちてしまいそこで医者の夢は断念…
「2番目の夢が俳優だったのでハリウッドスターを目指して渡米してきました。」
バカの戯言にもとらわれかねない内容ですが
全米のオーディションを優秀な成績で通過していく彼を見て
すごくワクワクしたのを覚えています。
実力で裏付けされてしまうと凡人の僕らは空いた口がふさがりません。
彼の発想力や行動力は僕の人生観を大きく変えてくれました。
実は倉坂くるるさんにもイオリと同じような匂いを感じる時があって
(ファンの皆さんもお気づきかもしれませんが)
「何でもできてしまうポテンシャルの高さ」というか
「周りをワクワクさせてくれる才能」というか…
僕が初めて直接くるるさんに会ったのはべびらび結成の初打ち合わせの時
異世界から飛び出してきたような格好をした人が
新宿のアフタヌーンティーでお茶をすすっている様子は
今にも「ぶっとんだ事」を平然と言ってくれそうなわくわくがありました。
初顔合わせに全身ロリィタはなかなかパンチがあります。
くるるさんにはいつも夢を語って欲しいなと密かに思っています。
本人にしかわからない辛い事や立ちはだかる壁があるかもしれませんが
天才の描く世界を江口いちごの強い推進力で進んでいけたら面白い景色があるだろうなと。
僕がイオリに人生観を変えられたように
くるるさんには江口いちごの人生観を変えてくれる存在であってほしい。
そして江口いちごが皆さんの人生観を変えるような存在に成長してくれたら嬉しいです。
くるるさん、これからも江口いちごを宜しくお願いします。
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