スタッフブログ

2022/06/15 21:01


男の浪漫といえばやっぱり…

東京ドームでホームランを打つことですよね!

今日はカチッとした話はやめて、僕の中でもまとまりきっていないフワッとしたお話です。



僕は小さい頃から20年以上サッカーをやっていましたが実家はバリバリの野球家系です。

父や叔父はもちろん野球部で、母もソフトボールをやっていたし祖母は大のジャイアンツファン。

TVでジャイアンツ戦を観ながら同時に同じ試合のラジオ中継を聞くようなパワフルおばあちゃんでした。


コロナの影響で僕は参加できなかったのですが祖母のお葬式は

「野球が好きだから」という理由で普通の黒い弾幕ではなく部屋一面に野球場がプリントされた横断幕を貼り、ホームベースなどを用意して野球スタイルにしたそうです。

みんながバッターボックスで祖母を見送ったというぶっとんだ話を聞いて、僕は家族の事が好きになりました。


そんな我が家の定番といえば「野球中継」でした。

毎晩当然のように夕食時に4チャンネルをまわしTVでジャイアンツ戦を観ます。

サッカー少年にもかかわらずそうやって野球を刷り込まれて育った僕は

松井秀喜がバッターボックスに立った時の興奮を今でも思い出すことがあります。

野球経験のない僕ですら目を瞑ればそこはビッグエッグの中で気持ちは完全にゴジラです。


男の浪漫を「ホームランへの憧れ」と雑に訳しましたが、分解していくとそれは「ヒーロー願望」なのかもしれません。


サッカーとは違い一瞬で点差をひっくり返すチャンス。

広い球場、手に汗握る緊張。ゾーンに入った選手だけが見える景色。

最近ならエンゼルスの大谷選手に全打席ホームランを期待するように

「自分もあんなことをやりたい!」と心の中に秘めた思い。




よく映画を観るとき男女で視点が違うという話を聞いたことがあります。

映画の感想を聞くと男性からは「監督目線」の「あの演出が良かった」みたいな話が出て、

女性からは「主人公目線」の「自分があの主人公だったら…」という話が出るそうです。


女性の方が「物語の中に溶け込む能力が高い」からこそ主人公の気持ちになれる。


そう言われてみれば僕が江口さんのステージを観ていて気になるのはいつも演出の事ばかり。

自分があのステージに立ったら…と思ったことはありません。



想像の中で、自分を松井秀喜には置き換えられるのに江口いちごに置き換えられないのはなぜなのか?

とても不思議です。



きっと女性ファンや他のアイドルには「自分が江口いちごだったら」という目線でステージを観ている方もいるかもしれません。

ステージではどんな事を考えていて、どんな景色が見えているのか?

今以上に女性ファンを増やすにはまずどうすれば江口いちごが物語の主人公になれるのかを考えなきゃ。



(江口さんのファンには、江口いちごになりたそうな男性も多いのでややこしいのですが)

江口いちごには「多くの男性から応援されて」「多くの女性から憧れられる」そんなアイドルになってほしいなと思っています。


どんなアイドルになりたいか聞いてみたところ…

「昨日の自分を越えるアイドル!」だそうです。



江口選手のホームランにご期待ください。