2022/07/03 11:11
期待したよりも丁寧で素晴らしい店員さんのサービスを「神対応」と言いますね。
手際の良さや心配りなど、驚き、関心するほど行き届いてる様子を表現する時に使う言葉です。
アイドルの「神対応」といえばどんなことでしょう?
ファンの名前を覚える、目を見て話す、お礼を言う、握手をする、手紙を書く、レスを送る…
日本は海にも山にも岩にも太陽にもそしてアイドルにも神様がいる神様大国
神対応が相手の期待に応えることならば、いろんな神がいた方が楽しそうです。
今日はそんな神様のひとり、江口いちごのお話です。
ブログを書き続けて約1カ月が経ちました。
僕らエンターテイメントを発信する側は、思っているよりも感情が強めに映ることが多いので
どういう言葉を並べたら思いが伝わるのか、言葉選びにはすごく苦労しました。
その中で
「このブログは何のために書いているのか?」という「そもそも論」にぶち当たることが多く
本音を言うと…
記事を有料化するとかイベントの集客につなげるとか欲深い事も考えてみたものの
このブログにそこまで即効性のパワーはありませんし
もうすぐワンマンライブという状況で何かを成し遂げたいと思っても、そう多くのことはできません。
最終的に僕が目指したこのブログのゴール地点は「情熱を共有すること」でした。
僕らが考える「一手先」「二手先」を伝えることで
ファンの皆さんは江口いちごの可能性について思いを巡らせることができます。
その時間が多いほどライブが魅力的に映るはずです。
たまたま打ったホームランよりも勝敗データや裏側のストーリーを知り、実況、歓声、期待の中打ったホームランの方が通常の何倍もの勢いと感動が生まれます。
僕らにできるのはそんな情熱を生み出す事です。
そして思いを伝える時は相手の準備を整えることが大事です。
「自分に関係ある」「興味がある」と思ってもらえないとただ発言しただけにすぎません。
相手の準備が整った上で初めて「伝える」「伝わる」という作業に移っていく
このブログはそんな心の準備運動になればいいなと思っていました。
実はこのブログは「江口いちごの通販サイト」の商品紹介ページを使っています。
(商品紹介ページにただ文章を書いてるだけなのでブログと呼んでいいのかわかりませんが…)
通販サイトのデータをチェックしてみると…
この1カ月の通販サイト閲覧数が平均よりも約6倍増えていました。
「伝えたい内容」より「伝えたい思いを伝える事」がいろんな方の心に響いていたら嬉しいです。
(ちなみに28日に予定していたおじさん美容はもろもろの事情で後日に回します!すみません!)
さて、ついに7月に突入しました。
もうすぐ江口いちご10周年ワンマンライブです。
会場は赤羽駅から徒歩1分程の赤羽ReNY alpha。
ここだけの話…できればみなさんには少し遠回りをして来てもらえたら嬉しいなと思っています。
少し歩いて心拍数が上がると会場に着いた時点でドキドキ、緊張感が増します。
(そんな様子も楽しんでもらえたらなと)
そして今、1番緊張しているのが江口いちご本人のはずです。
江口さんは7月10日のワンマンライブに向けて達成すべき目標をいくつか立てていました。
チケットの販売数もそうですがその中にはSNSのフォロワー数も入っていて
Twitter5,000人、instagram20,000人というギリギリ超えられなさそうな数字。
これは「達成したらいいな」ではなく「達成すべき」目標です。
能動的に考えることが絶対条件。
この1カ月強く思ったのは意外に江口いちごは分析家だということ。
自分の現状を把握し分析そして改善に繋げる。
当たり前の事ですがなかなか実行するとなると難しい。
実は江口さんは自分が出演した全てのライブを映像で見直して分析しています。
歌の表現力や声の出し方はどうか、ダンスはキレや美しさ、そしてMCでどんな事を話したら思いが伝わるのか…
華やかな舞台に立つ割にそれはすごく地味な作業ですが、責任と大きな志の現れだと僕は尊敬しています。
やりたいことが明確な人は遠回りの途中で見つけるものが多いはずです。
この1カ月で
Twitterのフォロワーは4,419人から6,119人に
instagramのフォロワーは18,756人から20,238人になりました。
過去一番の伸び率で目標にお釣りが来るほど達成できたのはタイミングや偶然の要素よりもまぎれもない江口さんの努力の成果です。
「緊張を押し付ける」という緊張を和らげる方法があるそうです。
緊張はいつも「うまくできるかどうか」という自分との戦いの中で生まれるもので
「自分のためではなく人のために頑張ってる」と思う事で軽減できるのだそうです。
優しいみなさんは「ワンマンはファンのためじゃなくて自分のために頑張って」と言うかもしれませんが
江口いちごの緊張を少し受け取っていただけたら嬉しいなと思っています。
僕らスタッフは舞台に送り出すまでしか手伝うことができませんが
10年分の思いを込めてファンの皆さんのために頑張る江口いちごを応援していただけたら幸いです。
1カ月続けて来たブログも少し筆を休めてワンマンの準備を進めていきます。
こんなに文章を書くのが大変だったとは予想外でしたが、多くの方から反応をいただいたおかげで楽しく頑張れました。
このブログが皆さんの心に届いていたら嬉しいです。
これが江口いちごのファンの皆様へ向けて僕なりの「紙対応」でした。
ありがとうございました。